大和ハウス工業は、1955年「建築の工業化」を企業理念に創業し、幅広い事業展開を進め支持され続けているハウスメーカーです。
大和ハウスの特徴は、
鉄骨造では、耐震性の強化として独自の耐震システム「トリプルコンバインドシステム」や
オリジナル免震システム、独自開発の高密度グラスウールボードを使用した外張り断熱、
壁の手入れや保護のしやすいXEコート、壁の中にも2次防水を施す二重防水を採用、
「アルミ蒸着防湿フィルム」と「通気層」の二層バリアーによる防露性能、
災害対策として地震を感知したら電源を落とすシステムや雷時に家電機器を守る「トリプルラインSPD」と、
家の基礎をアースにして雷を大地に逃すこと、停電発生時も手動で発電機・太陽光発電システムから
必要最小限の電気を供給することが可能などの対策が施されています。
木造住宅には木造軸組みにオリジナル接合金物・耐力壁を合わせたグランウッド構法を採用、
邸別構造解析を実施、断熱材と遮熱透湿防水シートを一体施工とした「遮熱外張り断熱工法」
などがあります。
そのほか「構造耐力上主要な部分」の20年保証(最長50年まで延長)、
売却時には優良ストック住宅としてスムストック査定条件に対応などがあります。
環境に配慮した住まいづくりにも定評があり、一般財団法人建築環境・省エネルギー機構が認定する環境共生住宅認定において、約半数の分譲住宅が環境共生住宅認定され、平成24年度 環境共生住宅認定において建設実績総合1位を達成しました。
これで総合1位達成は8回目、6年連続の受賞となりました。
大和ハウス工業株式会社は、大阪市北区と東京都千代田区に本社があり、全国7の支社、74ヶ所の支店、10ヶ所の工場と、奈良市に総合技術研究所があります。
創業者の石橋信夫が"いついかなる時でも「すぐに建てられる丈夫な住宅」"を普及させるために事業を始めました。
大和ハウスの名前は、創業者である石橋家の出身が奈良であることから、 奈良の「大和」からとったものです。
「ヤマト」ではなく「ダイワ」と読ませたのは「大いなる和をもって経営に当たりたい」という意味を持たせるためで、「ハウス工業」は建築物を工業化しようという意気込みを示しています。
大和ハウスを一躍有名にしたのは、1934年に発売した「ミゼットハウス」でした。
ベビーブームで学校や建物が不足する中、自分の勉強部屋を持ちたいという子供たちの夢をかなえるために、庭に6畳の小屋を3時間で建てられるというミゼットハウスは開発されました。
これが、建材や部品の工業生産率を高め、均一な品質性能を確保しながらコストダウンを図っていくという現在のプレハブ住宅の原点となりました。
また、ミゼットハウスは売り方も画期的で、営業セールスだけでなく、全国27ヵ所のデパートで展示即売されました。
この時、建築が「請負」ではなく「商品」になったのです。
このように、大和ハウス工業は、建設業界の常識を覆し、お客様のさらなる要望に応えるため、研究を重ね、鉄骨軸組みパネル構造の住まいを成熟させてきました。
大和ハウスのブランドであるXEVO(ジーヴォ)シリーズの名称は、Xが耐力壁の筋交い×のイメージを表現・耐久性に優れた構造体を象徴し、evoは進化や発展を表すevolutionの略称を組み合わせたものです。
「住まいは技術で進化する」という、開発への思いを込めて名づけられたのです。
本社所在地 【本社・本店】大阪市北区梅田3丁目3番5号
【東京本社・東京本店】東京都千代田区飯田橋3丁目13番1号
会社設立 1947年3月22日設立
営業地域 全国
資本金 1,101億2,048万3,981円
売上高 単体:1兆2,388,11百万円 (2013年3月期)
独自の耐震技術や免震技術により、地震に強く堅牢な住宅が建てられると評判です。
外張り通気断熱外壁により、一年中快適な温度で過ごすことができ、気密断熱性能もよくエコ生活ができると評判です。
デザインがあまり良くないとの評判があります。
良い評価
■独自の耐震技術や免震技術により、地震に強く堅牢な住宅が建てられると評判です。
■外張り通気断熱外壁により、一年中快適な温度で過ごすことができ、気密断熱性能もよくエコ生活ができると評判です。
■大手ハウスメーカーのわりに、価格が高すぎず、研究を重ねた最新技術が反映された質の高い家が建てられると評判です。
悪い評価
■デザインがあまり良くないとの評判があります。他社に比べ、オプションの種類が少なく、また性能に関わる制限もあり設計の自由度が低いとの評判もあります。
■営業マンの質にばらつきがあり、知識も提案力もある営業マンもいれば、高圧的な態度・説明が不十分でいい加減などの評判の悪い営業マンもいるようです。
■断熱性をアピールするわりには、高気密・高断熱性を売りにする他社に比べて、性能が劣るという意見もあります。大和ハウスでは地域によって性能に差をつけており、必要充分な気密断熱性は確保してあり、過剰にならないように調整しているのだという意見もあります。
大和ハウスの営業マンは、希望や好みに合わせてぴったりの提案をしてくれた、細かな気遣いが良かったと評判の営業マンもいれば、対応がいい加減、契約を急がせる、説明が少ないなど評判のよくない営業マンもいるようです。
大和ハウスでは、営業マン・設計士・コーディネーターなど専門のスタッフがチームとなって対応するため、最初の打ち合わせ段階から営業マンだけでなく設計士が同席しており、その場で希望の間取りやプランなど確認できるので、スムーズに打ち合わせができると好評です。
また、営業マンに関して不満がある場合には、クレームや担当者の変更にも対応しやすい体制になっているようです。
家族を守る安心の家を提供する『注文住宅・建替え』
土地探しから豊かな暮らしをサポート・提供する『分譲住宅・宅地』
「永く」「優しく」「創りながら」「美しく」住むという観点から住まいを提供する『分譲マンション』
そのほか『別荘』『賃貸住宅(D-room)』『リフォーム』『暮らし・レジャー』『土地活用』などを提供しています。
住まい関連以外の事業でも、ロボット事業、環境エネルギー事業、植物工場ユニットなどもあります。
坪単価の目安 60万円~80万円
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